敷金とは


敷金は契約時に借主が貸主に対して預け入れるお金のことです。
通常、月額賃料を基準に○ヶ月分という設定がなされます。

敷金は借主が賃料を滞納した場合の担保や原状回復費用に充てることを目的に預け入れられるもので、契約が終了した時はそのような金額を差し引いた残額が貸主に返還されます。
預け入れ期間中は無利息が原則で、途中賃料が増減した場合には敷金も連動して増減するという定めにしている契約が主流です。

敷金については物件により差が大きく、事務所ビルで3〜12ヶ月程度、倉庫・工場で1〜5ヶ月程度と幅があります。
契約時にかかる初期費用のうち敷金の占める割合は大きく、初期費用を少なく抑えるためには敷金月数の少ない物件を選ぶというのが鉄則です。

また敷金に関しては償却という制度が絡んでくることがあり、これは「解約時に○%を償却する」、「○ヶ月分を償却する」、「更新時に○%を償却する」といった表現がなされます。
簡単に言うと定められた割合で敷金を貸主に取られてしまうという制度で、あまり合理的理由に基づくものではないため最近は徐々に姿を消しつつあります。

なお契約上、敷金以外に保証金という言い方をする時もありますが、賃貸物件を借りるうえでは特に大きな差はなく同じものと考えていただいて差支えはありません。