申し込みと入居日

良い物件が見つかって申し込みをすることになったとき。
申込書には入居希望日を書く欄が必ずあります。
入居希望日とはこの物件を利用し始める日ということで、契約開始日とか賃貸開始日という言い方をすることもあります。
入居希望日(=契約開始日)はお客様が鍵の引き渡しを受けて、その物件を使用する権利が発生する日で、原則としてこの日から賃料の支払い義務が発生します。

この入居希望日は契約内容を構成する重要な要件ですので必ず契約前に日にちを確定しますが、この日にちが申込日からみてかなり先の場合、貸主が難色を示すことがあります。
例えば、申し込みから3ヵ月後に使用を開始したいと言っても、貸主からするとその間賃料が入らないことになりますからもう少し早くなりませんか?となるというようなケースです。

何百坪から何千坪クラスの大型物件の場合は、一度入居したらそうそう移転もできず入居期間が10年以上にわたることも普通ですので契約前の数ヶ月のロスはあまり問題視されませんが、通常の物件では申し込みから概ね1ヶ月先程度が貸主の納得が得られる範囲ではないかと思います(もちろんこれは貸主の判断によります)。

この申し込み日と入居日の関係が分かっていると、新しい物件を使用開始したい時期が決まっている場合には逆算して物件探しのおおよそのタイムスケジュールが決まりますし、使用開始の時期が決まっていない場合には、申し込みをしてから概ね1ヶ月以内に契約がスタートするというイメージを持つことができます。

新しい物件への入居日は今現在借りている物件の解約予告期間とも絡みますので、いつから借りたい(借りられる)のかということを前もって把握しておき、その時期がかなり先の場合は予め不動産仲介業者にも伝えておくことも大切です。
不動産仲介業者は入居日がある程度先のお客様の場合は、その旨を念頭に置いて物件紹介や入居交渉を行うことが可能です。