■ エクセルでローン計算 1
     
 
金融機関のサイトなどでローンシミュレーション機能を使ったことのある方も多いかと思いますが、簡単なローン計算であればエクセルに予め用意されている関数を利用することも可能です。
ご自身で比較表を作成する場合などには便利ですのでご紹介させていただきます。

■ 月々の返済額から借入金額を計算する場合

1. エクセルを立ち上げ次のような表を作成します。ここではとりあえずの数値として「金利3.5(%)」、「借り入れ期間30(年)」、「月々の返済額90000(円)」を入力しています。
右下のセルを黄色くしているのは説明のためですので、エクセル上では色を塗る必要はありません。
     
 
金利
3.5
借り入れ期間
30
月々の返済額
90000
借入金額  
 
     
2. 「借入金額」の隣のセル(黄色のセル)を選択し、ツールバーから「挿入」→「関数」を選ぶと、下記のダイアログボックスが表示されます。ここでは「PV」を選択し、「OK」をクリックします。
     
 
 
     
3. 「PV」を選び「OK」をクリックすると、図Aの画面が表示されますので、「利率」欄の「ここ→」と指したボタンをクリックします。クリックすると、図Bが表示されますので、金利の「3.5」を選択します。
     
  <図A>  
 

<図B>

     

4.

金利の「3.5」を選択すると、ダイアログボックスに「3.5」が入力されているセルの番号(今回の例ではC1)が表示されますので、続けて「/1200」と入力しエンターキーで確定します(3.5は年利のため、月利に換算するため12で割り、さらに%表示を百分率に換算するため100で割り戻すため)。

     
 
     
5. エンターキーで確定すると図Aに戻りますが、利率欄には入力した「C1/1200」が表示されていることをご確認下さい。
この後は同じ手順で、図Aの「期間」のボタンをクリックし、図Bの「借り入れ期間」の「30」を選択します。今度は「30」年を月換算しますので12を乗じるという意味の「*12」を入力してエンターキーで確定します(式では「C2*12」となります)。
同様に「定期支払額」では「月々の返済額」の「90000」を選択しますが、本来返済額はマイナスで表示するので「90000」の後にマイナス1を掛けた上で確定します(式では「C3*−1」となります)。
最終的にダイアログボックスが下記の画面のような表示になっていることをご確認下さい。

尚、「将来価値」と「支払期日」については、今回はそれぞれ「0(ゼロ)」とするため特に入力はしていません。詳しい内容を知りたいときはエクセルのヘルプ等でお調べ下さいますようお願い申し上げます。
   
 
     
6. 「OK」をクリックすると、式を入力したC4のセルに借入金額「20,042,549(円)」が表示されます。
金利3.5%で30年間のローンを組む場合、月の返済額が90,000円であれば借り入れ可能額は約2,000万円になることがわかります。
「金利」、「借り入れ期間」、「月々の返済額」の組み合わせを変えることで、借入金額が変わることをご確認下さい。