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⇒chapter 1  
 

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【実際に物件を見る(chapter 1)】
   
  現地に赴き、物件を見ることでしか分からないことはたくさんあります。
よく「物件は見すぎると決められない」と言いますが、そのことの是非はともかくとして、闇雲に物件を見ても効率が悪いですし、判断を迷う原因になると思います。
条件を整理して効率よく比較検討を行うことが大切です。
   
 
   目 次  
 本題に入る前に  → chapter1
 周辺環境

 → chapter1

 建物・敷地  → chapter1
 設備関係  → chapter2
 権利関係で注意すること  → chapter2
 
  <本題に入る前に>

物件を訪れる際にお持ち頂いたほうが良いグッズがいくつかあります。
デジカメ以外はそれほど値段も高いものではないのでご用意されることをお勧めします。

○物件資料 まずは基本です。筆記用具も忘れずに。
○地図 物件を見に行く場合、場所を確認しながら行くことは大切です。
○メモ用紙 チェックポイントを書いた紙も合わせて用意しましょう。
○方位磁石 日当たりチェック等には欠かせません。
○メジャー できれば5M以上の金属製で、引き出した状態で固定できるものが良いです。
○懐中電灯 床下や屋根裏を確認するときには必須です。それ以外にも日が短い時期などに重宝します。
○水平器 床の勾配の有無を確認するもので、液体の中の気泡の位置で確認するタイプが値段的に手頃です。 見本
○デジカメ 気になるところはカメラで撮影します。後で混乱しないように外観→室内などと撮影の順番を決めておきます。

その他(あれば便利)
○スコップ 境界石の確認で使用することがあります。
○クラックスケール コンクリートのひび割れの幅を調べる道具です(すごい道具に聞こえますがホームセンターで数百円で売っています)。
     
 
 
     
  周辺環境は物件本体の良し悪しと同じぐらい大切です。
主な留意点をまとめてみましたので参考にしてください。
     
 
全体的な雰囲気 理由ではなく、直感的に感じる感覚も大切です。
最寄駅やバス停からの道のり等 歩道や街灯、坂道の有無、歩きやすい道かどうか。電車やバスの本数や終電時間も確認します。
利便施設 スーパー、郵便局、銀行、クリーニング店など必要な施設は揃っているか。お子様がいる場合には、学校や保育所の場所(学区)も大事です。
嫌悪施設 周辺に臭いや騒音を出したり、自分にとって好ましくない施設が無いか。
騒音 道路や線路、工場など音の問題が発生する恐れは無いか。
地勢 起伏や崖などが近くにある場合の生活への影響や危険度など。隣地と高低差があるときは、盛り土の補強や雨水の排出流路も確認したほうが良いです。
地盤沈下 周辺の家屋に地盤沈下をうかがわせる亀裂や傾き、ゆがみは無いか。
川・池 水害の恐れや日常生活での危険は無いか。周辺に水害跡は無いか。
隣人(近隣) 周囲の家の雰囲気に違和感は無いか。隣人とのトラブルを感じさせる様子は無いか。近隣が店舗の場合、業種や営業時間も確認します。
隣地との高低差 崖が近くにある場合の擁壁の状態。崖の補強について条例がある場合もあります。
周囲の空き地 敷地の南側に道路に面した空き地等がある場合、建物が建ち日当たりに影響する可能性があります。
高圧線 科学的な根拠は不明のようですが、身体への影響を指摘する専門家もいます。
     
 
 
     
  建売住宅や中古マンションでは現物を見ることも可能です。
購入前の建物は売主の大切な資産です。傷や汚れをつけぬよう細心の注意を払いましょう。物件を調べるのに遠慮はいりませんが、乱暴な取り扱いは禁止です。

建物を見る際は、どれだけ具体的なイメージを浮かべることができるかというのがポイントとなります。お手持ちの家具や家電製品の寸法を事前に計っておくなどの準備も必要です。
     
 
全体的な雰囲気 デザインや色合い、素材感は見てみないと分かりません。第一印象も大切です。
建物の形状 上下階のバランスや開口部(壁面量)を確認します。余りにもアンバランスな場合は耐震性に影響があることがあります。
間取り・部屋数 図面とは印象が違います。実際に生活することをイメージしながら広さや配置をご検討下さい。
設備 希望する設備の有無や使用感などをご確認下さい。
動線 人の動きを考えたときに無駄なスペースや不都合な点はないか。廊下や階段の幅は充分か。
収納 充分な数や広さがあるか。収納するものをイメージしながらご検討下さい。
段差 バリアフリー対策はされているか。風呂や階段、玄関の段差など生活上不都合は無いか。
コンセント位置 追加もできますが、お手持ちの電化製品等と確認したほうが良いでしょう。
日当たり 方位磁石で確認します。
臭い 異臭は無いか。あれば原因を確認します。
基礎 床下収納を外すと基礎が見れます。金具の接合等に不自然な箇所が無いか、ごみ等が散乱していないか、ひび割れが無いか等を確認します。
あわせて基礎の種類地盤調査の結果についても質問しておきましょう。
床下 床下換気口が設けられているか、湿気がこもっていないか、シロアリ対策の有無の確認。
傾きや軋み 歩いてみて違和感が無いか確認します。
ひび割れ

基礎や外壁、土間などを確認します。0.3mmを超えるひび割れは要注意です。

建具 ドア・襖等に立て付けの悪い箇所は無いか。
押し入れ・天井裏 雨漏り跡は無いか、ゴミは散乱していないか。
携帯電話 電波の受信状況は悪くないか
電柱・地域のゴミ置き場 敷地内、あるいは敷地近くにないか(あるから良くないということではありません)。
プライバシー 周囲の建物や道路からの視線を感じることは無いかなど。
防犯 侵入しやすそうな造りの箇所や死角になる箇所は無いか。
車庫 車の入れやすさを確認します。
境界石 隣地との境界石は設置されているか。
擁壁 傾斜地に建つ建物では擁壁が必要です。2mの高さを超える場合は構造に制限があり、造り替え時には建築確認が必要です。
地盤 見た目でわかるものではないですが、地盤調査の有無(支持層の深さや杭の本数、埋設物調査など)は必ず確認します。